東大生協の概要

ご挨拶

東京大学消費生活協同組合理事長
玄田 有史
(社会科学研究所 教授)

2024年度より東京大学消費生活協同組合理事長に就任しました玄田有史です。
よろしくお願いいたします。法人化75周年の節目に理事長の重責を仰せつかり、身の引き締まる思いでお引き受けしました。

まずは2020年度からのコロナ危機の厳しい状況のなか、東大生協の維持・存続のためにご尽力をいただいてきた関係者のみなさんに心より感謝と敬意を申し述べます。
今後はコロナ前への復帰・拡大を目指すと同時に、急速な技術変化や人手不足など、時代の変化に柔軟かつ適切に対応しながら、「東大生協があって本当によかった」と、いっそう実感していただけるよう、みなさんと一緒に努力したいと思います。お力をお貸しください。

東京大学では2027年度の創立150周年に向け、ブランドマークも一新されるなど、取り組みが始まっています。大学の動向と生協の活動を調和させ、生協の提供する福利厚生事業をさらに魅力的なものにしていきたいと考えています。

相互扶助が基本の生協は、組合員同士でつくる「オアシス(安らぎ)」の場です。東京大学での仕事や勉強、研究に疲れた心身を癒し、明日に向かって備え、英気を養うことができる身近なコミュニティが、東大生協です。
そのためには、日々事業活動を支えてくださっている生協職員のみなさんの努力と期待に応えられる経営組織であり続けることも求められています。
加えて設立趣意書にあるように、私たちの厚生運動を文化的かつ合理的な社会秩序を形成する社会運動に発展させる思いも、忘れてはならないでしょう。

今後、東大生協と東京大学は、今まで以上の大きな変化に直面することが予想されます。楽しいことや新たな刺激もあるでしょうし、緊張や危機への対処が求められることもあるかもしれません。
組合員と生協職員の希望につながる基盤を整え、連携する諸団体との交流を深めつつ、みなさんの元気と安心の源として、ともに進んでいきましょう。

組織概要

設立 1946年6月創立、1949年5月「消費生活協同組合法」にもとづき法人格取得
出資金 8億4,689万円(2023年度末)
供給高 58億4,648万円(2023年度)
事業部門 食堂部、書籍部、購買部、旅行サービス、共済
職員数 560名(2023年度末 正規職員35名、パート職員525名)
組合員数 48,073名(2023年度末)
理事長 玄田 有史(社会科学研究所教授)
専務理事 中島 達弥
代表住所 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
代表電話番号 03‐3814‐1541

大学生協の仕組み

大学生協の仕組み

設立趣意書

Japanese