東京大学消費生活協同組合職員による窃盗事件の発生について
2023年11月24日
組合員・利用者の皆様
東京大学消費生活協同組合職員による窃盗事件の発生について
東京大学消費生活協同組合
弊生協本郷第一購買部におきまして、生協職員(当時)による同店舗からのパソコン等の窃盗が発覚いたしました。以下、事件の概要をご報告するとともに、今後の対応策をご説明いたします。
今回の窃盗は、生協への信頼を揺るがす不祥事件であり、組合員・ご利用者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことについて、衷心よりお詫び申し上げます。
- 事件の概要
2023年8月22日、当該職員による第一購買部のパソコン等の窃盗事件が発覚しました。調査の結果、当該職員による窃盗行為は、2022年10月から2023年8月までの期間に複数回重ねられており、被害の総額は約790万円でした。
2. 東大生協の対応
事件の発覚と同時に緊急事態体制を作り、対応を顧問弁護士と協議し、所轄警察署に相談を行いながら調査・追求を実施し、上記の通り、事件と被害の全容を究明いたしました。被害届を警察に提出するため、事件発覚後は、大学に経過を報告し情報共有を図りながら対処いたしました。当該職員については、所定の手続きを経て9月20日に懲戒解雇し、9月末までに被害額も全額弁済をさせました。
3. 再発防止策
①再発防止検討委員会の設置
9月27日の理事会において再発防止検討委員会を設置し、10月中に再発防止策の具体的な事項の協議を行い、10月18日の理事会に報告しました。
②内部統制について
今回の窃盗事件を機に、11月初旬に幹部職員を対象に内部統制についての学習会を行いました。今後は、事業部門ごとに定期的にリスクの特定ならびに対応の検討を行い、不正の起こらないような職場環境を整備いたします。
東大生協では今回の不祥事件を厳粛に受け止め、ふたたびこのような事態が起こらぬよう、そして皆様の信頼を回復できるように、再発防止につとめる所存です。