留学について

「研究のため」「国際的視野を広げたい」など、人により留学の目的は様々と考えられますが、大学院において留学を検討する際、どのような選択肢が考えられるのでしょうか。ここでは、留学に関する様々な情報についてお伝えします。

留学の形態

留学は目的によって留学期間や方法が異なってきます。東京大学では各国の有名校と協定が結ばれ、留学希望者に対し数多くの公募プログラムが用意されています。公募プログラムでは、大学から各種の支援を受けることができます。
また、個人応募という方法もあります。こちらは自由度が高いという長所がありますが、その一方で情報収集から書類申請、留学資金の準備まで、全て自己責任で行うことになります。

留学形態と実施主体(公募の場合)

留学期間 実施主体 備考
長期留学(4ヶ月〜1年) 東京大学 有名校との全学協定
学内部局 研究科により異なる
短期留学(2週間〜3ヶ月) 国際団体 研究会議など
海外大学 語学研修など

大学院生の留学率

留学経験 ある ない
全体 6.5% 93.5%
修士課程 1.6% 98.4%
博士課程 14.7% 85.3%
文科系 13.0% 87.0%
理科系 3.8% 96.2%

2009年「学生生活実態調査」より

東京大学が2009年に実施した学生生活実態調査によると、大学院在籍者の留学体験率は右表に示されたようになっています。大学院生全体における入学後の留学体験率は6.5%とそこまで高くないように感じられる一方、修士課程から博士課程にかけ1.6%から14.7%へと飛躍的に上昇していることや、文科系は理科系に比べ留学体験率が高いなど、興味深い事実が読み取れます。また右表には載っておりませんが、海外学術調査の経験が「ある」と答えた人は16.6%と、右表の項目に比べ、やや高めの数値となっています。

留学のプロセス

留学の実態は目的やプログラムにより様々ですが、その大まかなプロセスは共通しています。ここでは、留学に至るまでにどのようなステップを踏む必要があるのかについてまとめました。具体的な期間や、用意すべき書類等は、応募先のホームページをご参照ください。

留学のプロセス

情報収集について

留学を検討する際まず訪ねるとよいのは、所属する研究科の教務課やホームページです。研究科によっては独自に海外の大学と協定を締結しており、そのような大学はより研究分野や学習目的に沿った留学先として選ばれています。
研究科ごとの協定先とは別に、全学協定の留学先等について調べるなら、本郷では第2本部棟(本ページ下のコラム参照)、駒場ではアドミニストレーション棟にオフィスを構える「東京大学国際センター」を訪れてみるのもよいでしょう。また東京大学・国際本部国際交流課が運営しているホームページ「東京大学 海外留学・国際交流情報 Todai GO Global」では、留学の基礎的な知識について学べるほか、説明会や奨学金制度、体験談のページも充実しています。留学だけでなく、海外インターンシップや国際ボランティアについても紹介されているのが特徴です。

より詳しい留学の手引きのほか、体験談やFAQも充実しています。

留学で得るものは?

留学にあたっては、メリットとデメリットの両方について把握することが重要です。ここでは、東大生らの実体験をもとに、留学で得たものや、注意点について、多かった項目をまとめてみました。なお研究目的の留学については、下記体験談をご参照ください。

【成長】

海外の文化を学べた
日本をより深く理解した
度胸がついた

【語学力】

必要に迫られて向上した
× 想像以上に聞き取れない
× 積極的に話さないと無意味

【就職活動】

視点が変わり幅が広がった
留学のみでは評価されない
予め選考予定を把握する必要

【友人】

世界各国に友人ができた
友人を頼ることを覚えた
× 関係構築に失敗すると孤独

留学体験談

N・Tさん 所属:理学系研究科
留学先:スイス工科大学 目的:学位取得 年数:3年〜

■留学先の選定とその目的

自分のやりたい分野(半導体物理関係)で進んだ研究を行っている所をいろいろな論文を読むことでリサーチし、現在所属している研究室を探しました。また、英語で授業などを行っているPh.Dプログラムが存在したので、入りたい研究室の教授にコンタクトをとりました。ヨーロッパでは日本の修士号が認められ、留学してすぐに研究を始められるというのが魅力的です。

■行った手続き

英語で授業を行うプログラムだったのでTOEFLを受け、Ph.Dプログラムのアプリケーションを出しました。推薦状も必要だったので、東大の所属研究室の指導教官に執筆していただきました。また実際に留学したい研究室に訪問し、自分が東大で行っていた研究のプレゼンテーションをし、留学先でやりたいことなどを話し合いました。

■気を遣うべきこと

大学院からの留学の場合、所属する研究室が非常に重要です。ですから、行きたい研究室の研究内容を事前に論文を読むなどして調べておくとよいでしょう。また、東大で研究室に所属している場合、指導教員と留学先の行きたい研究室とのつながりなどがあると、コンタクトしやすいかと思います。

大学院進学サイトTOPへ戻る

資料請求はこちら

東大生協からのご案内


院生生活の基礎知識

  • 学部と大学院の違い
  • HOW TO研究
  • 博士進学について
  • 就活のススメ

東大生協の住まい探し

  • 本郷キャンパス物件情報
  • 駒場キャンパス物件情報
  • 柏キャンパス物件情報
  • 便利なお部屋探しマニュアル

便利ウェブサイト一覧