東京大学生協は、東京大学を構成する教職員と学生からなる組合員、国立大学法人東京大学、そして前2者を包摂する日本の社会の3者の中に位置しています。私たちは一義的には組合員への、しかし同時に東京大学への、さらには社会への貢献をめざす事業体であるという自覚の上に立って活動を進めています。事業活動の目標設定と目標実現を明確化するために、以下のビジョンを掲げます。これらのビジョンないし理念を実現するために、3年以内に達成すべきアクションプランも定めました。どうぞ両者をあわせてお読みください。


[1] 安心と安全を基本とする質の高いサービスを提供し、流動化の進む社会を先導するライフスタイルを創出します。 (イニシアチブの発揮)
[2] 教育・研究の高度化や国際化、男女共同参画の進捗などを受けて多様化する東京大学構成員のニーズに応えます(組合員のニーズの発掘と対応)
[3] 東京大学構成員の活力を高め、とりわけ留学生をも含めた学生のみなさんの自立を応援する事業活動を展開します(組合員の支援)
[4] 福利厚生面での豊かな経験を蓄積したコーディネーター兼サポーターとして、東京大学コミュニティーに貢献します。(大学のパートナー)
[5] 東京大学から社会へそして 世界へと広がる連帯のネットワークを構築し、平和の実現と自然環境改善に寄与します(社会と世界との連携)

ビジョン実現のための7つのアクションプラン

  1. 全組合員に、東大生協の一員であることを実感していただける事業活動を展開します。
    (ビジョン[1] [2] [3] [4] に該当)

    • キャンパス、部局、研究室・クラスなど組合員の所属単位から選出された理事と生協で働く職員が、東大生協固有のニーズを汲み上げ、サービスの提供に活かします。
    • 駒場Iキャンパスの成功例を継承し、東大生協が大学と協力しながらキャンパスライフ創造の場を生み出せるよう、事業活動を展開します。
  2. 東京大学の構成員である教員の教育・研究、職員の業務、学生・院生・研究生の学習・研究を、責任を持ってサポートします。([1] [2] )
    • 東大生協が勉学・研究・事務用機器や専門書・洋書の供給面で組合員とともに培ってきた専門知識を基礎に、新たなコンサルティング体制を構築し、外部の業者とは質を画する高度なサービスを提供します。
    • 見積や注文を、インターネットを通しても受けつけ、研究室・事務室まで迅速に配達するほか、学内の立地を活かしたきめ細かなアフターケア体制を充実させます。
  3. 東大生協ならではの活気あふれる事業活動をいっそう充実してゆきます。([2] [4] )
  4. 東京大学の多様な構成員全員に利用しやすい店舗・サービスを追求します。([3] [4] [5] )
    • 新しく東京大学の構成員となる学生・教職員に対して、東大で新しく生活を始めるに当たっての総合的なサポートを行い、生協の一員に加わってもらいます。
    • 留学生や海外からの研究者など宗教的制約や言葉のハンデを抱える方、さらには障碍ゆえにアクセスが制限される方にも利用しやすいよう、店舗やサービスのあり方を見直します。
  5. 大学構成員、とりわけ学生のみなさんに、「食文化」について考えを深めていただく機会を提供し、みなさんの健康な食生活のお手伝いをします。([1] [2] [3] [5])
    • 安全・安心を基本とするおいしくて健康によい食事と快適な食空間を提供します。
    • 食材の中身や栄養価など「食」に関わる基本的情報の提供を行い、組合員の環境と「食」に関する意識を高めます。
  6. 生協の商品・サービスの情報はもとより、幅広い生活情報を提供することで、大学生活の質を高めます。([1] [3] [5] )
    • インターネットや携帯電話などさまざまなメディアを通じて、生協ならではの新しいライフスタイルを創出するための情報をお伝えします。
    • 自然環境改善や国際貢献活動など、店舗の枠を越える生協の活動を広報し、組合員の協同の場を広げます。
  7. 東京大学の良きパートナーとして、大学の中期目標実現に協力し、アウトソーシングの受け皿となれる事業体を目指します。([1] [4])
    • 長年にわたって衣食住を始めとするキャンパスライフを支えてきたノーハウの蓄積の上に立って、大学に種々の提案を行い、協力の上実現してゆきます。
    • 財政状況を速やかに改善した上で、自己投資を行い、大学への寄付も含め、緊急度の高い福利厚生施設の建設と既存施設の改修に寄与します。

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