Q:
書籍部での決済手段を増やして欲しい(もしくは割引率をあげて欲しい)
ということです。
昨今スマホ決済が急激に普及して来ており、街中を歩いていると「○○pay
使えます!」のPOPが各店で見受けられます。
スマホ決済などの支払い手段ではクレジットカードに比べ比較的(若しくは
格段に)ポイントやキャッシュバックの還元率が高くなっております。
新規顧客を獲得するために競争が激化しているために還元率を高めて
いるのが主であろうため、あと半年~1年ほど経てば落ち着いてきてしまう
可能性は高いです。ただ、現在クレジットカード会社もカードをスマホに
登録しApple PayやGoogle payなどで支払いをする事で還元率をあげる
取り組みなども行われております。即ち、激化した顧客獲得競争の先に
待ち受けているのはキャッシュレス決済普及率の大幅な伸びと考えられます。
私4月に東大に入学し、もうすぐ半年が経つ頃なのですが、3~5月上旬頃の
PayPay20%還元を筆頭に、ゴールデンウィークや夏休みのメルペイ50%
還元、月後半のLINE Payの20%還元、そして現在行われている、3のつく
日のau Pay20%還元、JCBカードをスマホに登録してQUICPayで支払う
ことで20%還元、みずほsmartdebit20%還元等、ほぼ常時20%還元にて
物を購入することが出来ます。
最近では書店でもスマホ決済導入する店舗も増えて来ており、セブンネット
ショッピングで本を購入し、セブンイレブン店頭で受け取りと支払いをすること
により、QUICPayやPayPayやau Pay(10月から導入)で、あらゆる書籍を
身近なコンビニで20%以上の還元で購入することが出来ます。
こうなるとはっきり言って生協書籍部にて本を購入するメリットが殆どあり
ません。
強いて言えば、在庫さえあれば授業直前に駆け込んで教科書を購入できる点
くらいでしょうか?
7月下旬頃に行われていた、コミックまつりの15%OFFのときも、同時にセブン
イレブンでのPayPay20%還元とセブンネットショッピングによる約20%還元、
合計約40%還元が可能であったためそちらで購入してしまいました。
そちらの書籍部を利用するのは東大生が大半なのでしょうから、このように決済
手段に精通している人もあまり少なくはないでしょう。私のように月30冊ほど本を
購入する人が数人書籍部で購入することになるだけで売り上げは格段に変わる
かと思われます。
是非、各種支払い手段(主にスマホ決済)の導入の検討を宜しくお願い致します。
クレジットカードに比べて比較的加盟店手数料の少ないものの方が多いでしょうし、
導入もさほど苦では無いと思います。
いつかそちらで多くの本を購入できることを楽しみにしております。
A:
ご意見をお寄せ頂きありがとうございます。
まず( )内で書かれている「割引率をあげて欲しい」について回答いたします。
書籍や雑誌は利益率の低い商品であり、現在の駒場書籍部の状況を考えますと通常
時の割引率を上げることは難しいです(フェア割引は事情が異なります)。
決済手段を増やすことについては、仰る通りこれから必要なことだと思って
おります。
その際よく考えなければならないのは混雑時のことです。
駒場書籍部の場合、教科書販売所のピーク時は4台のレジが1時間ほど途切れない
こともあります。
この状況で決済手段を多様化するとどうなるか、慎重に考える必要があります。
1階の書籍部はそこまでの混雑はありませんが、1階では○○が使えるのに教科書
販売所では○○が使えない、といった違いは極力生まぬようにしたいと思います。
現時点で具体的な導入予定はありませんが、
導入の是非を検討していきたいと考えております。
お客様に弊店を利用して頂ける日が来るよう、
尽力してまいります。